2011年4月11日月曜日

「記憶の海」 ー恐るべき子供たちよりー

 
「記憶の海」         作曲・歌 小田晃生   作詞 加蘭京子







記憶の海はわたしのことを

わけもなく怯えさせます


かつては思い出をビー玉みたいに

小さく丸めて抱えていました



通り過ぎた時間の

みずみずしい部分が乾燥し

荒れ果ててゆくのを 嘆きながらも

その中に留まろうとして



幻はあらゆる形をとり

終いには観覧車の姿に変わり


消えていきました……。
 
 
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6年前 王子小劇場で上演したウンプテンプ・カンパニー 第一回公演
「恐るべき子供たち」からの一曲です。
原作 ジャン・コクトー 台本 加蘭京子 演出 長谷トオル 
 
みんな若かった。
 

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