2009年5月24日日曜日

ファウストとマルガレーテの情欲の炎に焦がれていく場面の稽古風景



ウンプテンプの芝居はこの手のシーンが何故か多いと評判らしい?
しかし毎度、男性陣が様にならないのは、何故なのだろうか?
形にするのが下手、リードするのが下手、ご時世なのか?役者をやろうとする男がシャイだからなのか?疑問だ。


今回は徹頭徹尾、形に拘ろうと思っているが、手強い関門が立ちはだかる。
乗り切れ男ども、悪魔に魂を売った、欲望に駆り立てられる男の悲劇にしたいのだから。


今日は前日の通し稽古の問題点の軌道修正の稽古をした。
少しは先に進んだかも知れない、ここからの稽古は日々遅々と歩みながらの稽古になる。


ネバーギブアップと意気込んだ矢先、若い者のように華麗に動いて見せようとしたら、腰痛に襲われてしまった。

「遊び暮らすには歳を取りすぎた。だが望むことなしに生きるにはまだ若すぎる。ああ、神は、俺の諸々の力をすべて支配しながらも、外の世界に向かっては何ひとつ働きかけることができんのだ」

ファウストの語る、この科白が脳裏を横切った。

明日は楽しい道具と衣装の汚し作業だ。腰痛など糞食らえ!

 

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめての演劇
本当に贅沢な時間でした。
ありがとうございます!
次回が楽しみです。
(45歳サラリーマン・ギタリスト。)