2008年11月24日月曜日

予定通りには進まないのが稽古



          和気藹々風の稽古風
 
本日はテーブル稽古の最後の日、ポカポカ陽気のせいか皆の緊張も取れ、
台本の掘り起こし作業も少しは進んだが、でも予定の半分も行っていない。
まあいいか。上手く立てなかったら、また読みに戻ればいいだけのこと。
 
本当に荒れ地を開墾するのに似ている、後は種をまいて水をやって、刈り取りと言った段取りで芝居は出来上がる。ところがそうはいかないのが芝居作り。
虫も沸けば、雀もチュンチュンなのだ。
 
新しい参加者はどこか戸惑いを見せている。それも追々こなれてくるだろう。
駄目出しの言語には慣れが必要なのだ。自分では居たってオーソドックスに進めている気で入るのだが、昨今色々な作り方があるようだ。ワークショップを取り入れてたりね。
 
ここで一つ疑問が、よくプレ稽古でワークショップぽい事をするのだが、本稽古と何が違うのだろう?上手く行かなかった話は良く聞くのだが…。
今回は役者達だけでプレ稽古をしてくれたが、これが正解かも知れないと思う。
 
台本を起こす作業はとても大事なのだが、今回はあまりスタッフが参加していないのが心配で成らない。大丈夫かい台本そんなに読めるのかいな。
まあいいか。どうせ慌てるのは本人達だし。
 
芝居を甘く見ているとしっぺ返しが来るのは、演劇の不文律であるからにして、結局時間に追われててんやわんやする羽目になるのは目に見えている。
それも、祭りのような物だし、僕は粛々と僕の作業をして行くのみなのである。
科白は覚えるのではなく入れるもの、体にちゃんと入れて来るんだぞ。
稽古が楽しくなるからね。とか何とか…。
 
 

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