2008年8月23日土曜日

観劇は忙しすぎる

今日は田町まで劇団レッド・フェイスの「ブルーライオン」を見せて貰った。
次回作に一緒に芝居をする女優が二人出演していたので観に行った。

稽古場を改造した劇場だと言ってたがそう悪くわない。芝居の物語は上手く伝わらなかった。気が付いたのだが僕はあまり台詞をまじめに聞いていないのかも知れない。だから話しについて行けない。
僕が劇場の中で信じられるストーリーって奴は、先ずはアクシデント。それと役者と役者の間に発生する言葉にならない関係性。
やはり、その先の関係の展開を観たい知りたい感じたい。
言葉は嘘を付く。
役者はもっと大嘘つきだ、台本読んで最後まで知ってやっているのだから。
芝居だからと言って、知らない振りを客にさせないでくれ。

ギャグネタもふんだんにあったが、前列の一団が大笑いしていたので、僕は繁々彼らを観察していた気がする。

僕は芝居で何を見ているのだろう、上を見ては灯体の数を数えてたり、舞台の塗り忘れの白身を調べてたり、役者の履き物をチェックしてたりと、そりゃもう忙しいもんだ。

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