2010年11月12日金曜日

「牡丹江非恋歌」無事に初日を迎える

いつものことだが、またばたばたと初日を迎えた。
初日乾杯のたった一口のビールでふらふらと酔った、これも僕の恒例。
芝居の方は無事幕が開い、お客の集中力に助けられた舞台だった。
しかし相手と芝居をするのがどんなに難しいかよく分かった。
役者よもっともっとその事を肝に銘じて、果敢に客席に向かってくれ。
あとは8ステージ、まだまだこの芝居は成長していくだろう、とても楽しみだ。

「牡丹江非恋歌」劇中から

水の流れる音が聞こえてくる。
追い求めた父の後ろ姿は時代の波に飲みこまれ、杳として消えた。
私だけ喘ぎながら息をして、細々と生きている。
あの時、私は何と口づけを交わしたんだろう?
大切な物だった気がする。
…広々とした空を風が遊んでいる。

そこはかとなく深い思いが沸き起こって来る、そんな不思議な芝居です。
まだ席が空いていますので、是非観に来て下さい。

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