「ファウスト」とはご存じ、かの有名なゲーテさんが生涯を費やして書いた長編戯曲です。
昔は男性学生には親しまれた作品だったのです。
あらゆる学問を究めた老博士が、今だ知る事の出来ない真理に焦がれて、普遍的な人生の喜びとして享楽を得るために、悪魔メフィストフェレスに魂を売るといった話です。
歳を取っていくとファウスト博士の自責の念と、そこはかとなく襲ってくる無量感が何となく理解できます。男性の倦怠期と言う奴かも知れませんね。無軌道なほどに迸る衝動に身を任せたいと老いると誰もが、その神秘に焦がれるのかも知れません。
僕自身も何故か身近に感じながらこの作品を作った感があります。
教訓は「若い内に遊んでおけ!」ですね。
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