出演者たちが踊る?ピアニストも踊る?
今日は「血の婚礼」の振り付けの伊藤多恵さんによるワークショップを行った。
僕はただ観ているだけだったが、多恵さんの具体的で的確な示唆を聞いていて、なるほどと思えたし、同じ事柄を伝えるにも「動く」という観点からだと的を得て分かりやすく伝わるのだと思えた。役者は一度こういうワークショップを経験すると良いと思えた。
演じる時にとかく、心理とか感情で埋めてしまう事があるが、それがどういう事で、何がいけないのか、身体そのもので分かるからだ。
やはり表現とは、肩から力が抜けて、そこに屹立しているニュートラルな状態から生み出されるものだと、改めて思う。
一番下の先頭に立っているのが、今回の作曲・ピアノ演奏の神田さんだ。
明日はその神田さんが、音と声のワークショップを行う番だ。
僕はワークショップと言う言葉はあまり好きではないが、個々には目に見えない成果は確実に感じ取れたと思えるし、今日の経験はこれから築き上げていく「血の婚礼」の芝居全体に影響していくだろう。
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