稽古中の一コマ
休み明けの稽古が今日から開始する。
今回は敢えてスローペースを意識してはいたが、やはりじれだしてだしてきた。
そして稽古も中盤にさしかかり、
役者の芝居の出来不出来の不揃いが生まれだしてきたもよう。
それぞれ気が付いていればいいのだが、それも今日の稽古で判明すだろう。そろそろ、芝居に魂を吹き込まなければならない時期に来ているので、芝居の密度と役への集中度が揃っていて貰いたいのが本音なのだが、実際毎回そうはいかないものだ。
明後日の荒通しが終わって、俯いて落ち込む役者の顔が想像できる。
今回の芝居は余計な事は出来ない、意識化された緻密さが要求されるが、まだまだ読みが浅い。とにかく本を読め!昔から先輩の役者に言われ続けたこの言葉が改めて身に染みる。
酒を飲む隙が有ったら本を読め。ここが分かれ目なのだ、昔から酒好きの無頼を気取っている役者でも、やる奴は狡くこっそりやっているんだぜ。これ本当のこと。可哀想だが酒に飲まれる奴は駄目なのだ。
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